シャチシリーズの第3回目!
これまでシャチの知能の高さ、生態についてご紹介しました!
今回は【生活】に着目しました。
社会人にも定住できる人と転勤族がいるようにシャチにも定住タイプ (レジデント) と移動タイプ (トランジェント) がいるんです。
・定住タイプ
定住タイプは、レジデントと言われ、北太平洋のワシントン州からカナダ、アラスカ、などに生息しているシャチが当てはまります。彼らはサケやニシンを捕食して生活をしているので我々の研究対象として一番生態が把握できているタイプらしいです。
群れ(ポッド)の大きさも、多い時で20頭、大家族ですね。
・移動タイプ
移動タイプはトランジェントと言われ、アメリカの西海岸からアラスカまでいくつかの種が知らています。彼らはクジラやイルカなどの哺乳類を捕食しますが、時には8日間で1400kmも移動することもあるそう!日本が3000kmなのでその半分を一週間で移動することになりますね!!!
群れの大きさも小さく3~4頭での移動が多いです。これは多すぎても獲物に見つかる危険性があること、多すぎると連携が取れないこともあり、この数なのかなと私は思いました。
人生で一度は野生のシャチの群れを見てみたいものです。人生のTo doリストに追加しておこうかなと笑